GLW Corning Incorporated ── 直近6四半期 ビート分析(実績 vs アナリスト予想) アナリスト予想(コンセンサス)実績次Qガイド (core sales / core EPS midpoint)(ガイド対象Q基準)02468103.823.85Q2 2025↑ Q1 2025発表 2025/4/294.034.2Q3 2025↑ Q2 2025発表 2025/7/294.254.35Q4 2025↑ Q3 2025発表 2025/10/284.274.25Q1 2026↑ Q4 2025発表 2026/1/284.654.6Q2 2026↑ Q1 2026発表 2026/4/2854.95Q3 2026↑ Q2 2026発表 2026/7/28-5%-2%0%+3%+5%+1%+4%+2%0%-1%-1%次Q EPSガイド(ガイド対象Q基準)00.40.81.21.62.00.560.57Q2 2025↑ Q1 2025発表 2025/4/290.620.65Q3 2025↑ Q2 2025発表 2025/7/290.670.7Q4 2025↑ Q3 2025発表 2025/10/280.680.68Q1 2026↑ Q4 2025発表 2026/1/280.760.75Q2 2026↑ Q1 2026発表 2026/4/280.860.87Q3 2026↑ Q2 2026発表 2026/7/28-10%-5%0%+5%+10%+2%+5%+5%0%-1%+1%

株価推移 × 売上ビート率

点の色: 大幅ビート 軽ビート 軽ミス 大幅ミス。点の大きさはビート率の絶対値。 / 末尾「直近」は2026-07-28時点の終値(決算とは独立)。

売上・EPS 推移:実績 vs アナリスト予想

GLW Corning Incorporated ── 直近6四半期 ビート分析(実績 vs アナリスト予想) アナリスト予想(コンセンサス)実績予想(NTMコンセンサス)売上(Revenue)0481216203.643.7Q1 2025発表 2025/4/293.864.05Q2 2025発表 2025/7/294.244.27Q3 2025発表 2025/10/284.364.41Q4 2025発表 2026/1/284.34.35Q1 2026発表 2026/4/284.634.74Q2 2026発表 2026/7/28 ← 実績 | 予想(コンセンサス)→ 4.99Q3 FY26予想5.12Q4 FY26予想5.13Q1 FY27予想5.42Q2 FY27予想-10%-5%0%+5%+10%+2%+5%+1%+1%+1%+2%
売上 前四半期比増減率
Q1 2025n/a
Q2 2025+9%
Q3 2025+5%
Q4 2025+3%
Q1 2026-1%
Q2 2026+9%
Q3 FY26+5%
Q4 FY26+2%
Q1 FY270%
Q2 FY27+6%
GLW Corning Incorporated ── 直近6四半期 ビート分析(実績 vs アナリスト予想) アナリスト予想(コンセンサス)実績予想(NTMコンセンサス)EPS ($, 非GAAP コアEPS 希薄化後)01.02.03.04.05.00.510.54Q1 2025発表 2025/4/290.570.6Q2 2025発表 2025/7/290.660.67Q3 2025発表 2025/10/280.70.72Q4 2025発表 2026/1/280.690.7Q1 2026発表 2026/4/280.760.78Q2 2026発表 2026/7/28 ← 実績 | 予想(コンセンサス)→ 0.87Q3 FY26予想0.92Q4 FY26予想0.9Q1 FY27予想1.01Q2 FY27予想-10%-5%0%+5%+10%+6%+5%+2%+3%+1%+3%
EPS 前四半期比増減率
Q1 2025n/a
Q2 2025+11%
Q3 2025+12%
Q4 2025+7%
Q1 2026-3%
Q2 2026+11%
Q3 FY26+12%
Q4 FY26+5%
Q1 FY27-1%
Q2 FY27+12%
GLWCorning Incorporated

Corning(GLW)は光ファイバー/ケーブル(Optical Communications)、ディスプレイ用ガラス、Gorilla Glass等の特殊ガラス・セラミックス素材を手がける素材・部品メーカー。直近の成長ドライバーはAIデータセンター向け光接続(Optical の Enterprise/GenAI 部門)で、Enterprise売上はQ2 2025に前年比+81%、Optical全体もQ1 2026に+36%へ加速。2026/1にMetaと最大$6Bの長期供給契約、5月にはNVIDIAとの光接続提携(米国に3工場新設)を発表し、中期成長計画『Springboard』を2030年まで延長・年率$40B超の売上ランレートへ上方修正した。直近5四半期は core sales / core EPS でコンセンサスを連続ビートしているが、EPSのビート幅は+1〜6%と小さく、決算翌日の株価反応はQ2 2025の+11.9%急騰からQ4 2025 −5.0%・Q1 2026 −8.9%の『ビート&株安』まで一様でない。AI光接続で評価軸は転換しつつあるが、半導体本命(NVDA/MU)ほど切り替わったとは言えず、ビート継続・成長期待として観察する段階。株価は直近1年で約+269%、時価総額は約$156B。

ビート/上振れ: +15%超 +5〜15% 0〜+5%ミス/下振れ: 0〜-5% -5〜-15% -15%超
項目
Q1 2025
2025/4/29
Q2 2025
2025/7/29
Q3 2025
2025/10/28
Q4 2025
2026/1/28
Q1 2026
2026/4/28
Q2 2026
2026/7/28
重要イベントコア売上$3.70B(+13% YoY)、Optical の Enterprise(AIデータセンター向け)が+106% YoY。コアEPS $0.54もビートだが、マクロ/関税の重しで反応は+0.8%と限定的過去最高のコア売上$4.05B(+12% YoY)、Optical $1.6B(+41%)うちEnterprise +81% YoY。コアEPS $0.60ビートで株価+11.9%急騰、AI光接続の評価軸が点火コア売上$4.27B(+14% YoY)・コアEPS $0.67で連続record&ビート、Optical Enterprise +58% YoY。次Q(Q4)ガイドを売上+2.4%・EPS+4.5%上回らせ営業利益率20%目標を前倒しもビートだが株価−3.3%(割高感・FCF鈍化)コア売上$4.41B(+14% YoY、過去最高)・コアEPS $0.72。前日にMetaと最大$6B契約発表+Springboardを$11Bへ上方修正の強材料も、高バリュエーション嫌気&Meta急騰の反動で−5.0%コア売上$4.35B(+18% YoY)・コアEPS $0.70、Optical +36%・Solar +80%、8四半期連続YoY成長。だが次Q(Q2)ガイドが売上・EPSとも当時コンセンサスを約1%下回り、割高感も相まって−8.9%急落(ビート&株安)コア売上$4.74B(+17% YoY)・コアEPS $0.78(+30% YoY)で9四半期連続YoY成長、Optical $2.07B(+32%)・Enterprise Networks +65%・Solar +90%。Amazon の複数年・数十億ドル契約とNVIDIAとの長期提携も開示。だが次Q(Q3)売上ガイドの midpoint $4.95B が当時コンセンサス $5.00B を約1%下回り、極端に上がったバーと高バリュエーションが重なって−12.1%と過去最大級の急落
売上実績$3.70 B$4.05 B$4.27 B$4.41 B$4.35 B$4.74 B
アナリスト予想$3.64 B$3.86 B$4.24 B$4.36 B$4.30 B$4.63 B
ビート率+1.6%+4.9%+0.7%+1.1%+1.2%+2.4%
YoY成長率+13.0%+12.0%+14.0%+14.0%+18.0%+17.0%
EPS実績$0.54$0.60$0.67$0.72$0.70$0.78
アナリスト予想$0.51$0.57$0.66$0.70$0.69$0.76
ビート率+5.9%+5.3%+1.5%+2.9%+1.4%+2.6%
会社ガイド $3.85 B $4.20 B $4.35 B $4.25 B $4.60 B $4.95 B
アナリスト予想$3.82 B$4.03 B$4.25 B$4.27 B$4.65 B$5.00 B
上振れ率+0.8%+4.2%+2.4%-0.5%-1.1%-1.0%
会社ガイド $0.57 $0.65 $0.70 $0.68 $0.75 $0.87
アナリスト予想$0.56$0.62$0.67$0.68$0.76$0.86
上振れ率+1.8%+4.8%+4.5%0.0%-1.3%+1.2%
発表日終値$44.10$55.41$89.37$109.76$168.01$143.36
翌日終値$44.46$61.98$86.43$104.28$153.05$126.01
騰落率+0.8%+11.9%-3.3%-5.0%-8.9%-12.1%

注: Q2 2026 は事前に 2026/8/4 発表予定として予想値のみ先行入力していたが、実際には 2026/7/28 の寄り前(BMO)に発表されたため実績で置き換えた。実績・会社ガイダンスは SEC EDGAR 8-K(2026/7/28 提出、Exhibit 99)の一次情報:コア売上$4,738M・コアEPS $0.78、Q3 2026 ガイドはコア売上$4.9〜5.0B・コアEPS $0.85〜0.89(テーブルには midpoint $4.95B / $0.87 を採用)。GAAP は売上$4,505M・EPS $0.64。

注: Q2 2026 の発表当時コンセンサスは X(Grok)サーチで収集した決算当日投稿の中央値。売上は @TheValueist(Bloomberg 転載)$4.65B・@BankTheTrade(FactSet)$4.63B・@wallstengine $4.61B の中央値 $4.63B、EPS は各社とも $0.76。次Q(Q3 2026)は売上$5.00B(Bloomberg)・EPS$0.86(Bloomberg、@wallstengine は$0.85)を採用した。

注: Q2 2026 の株価 3 値(reportClose $143.36 = 2026/7/27、nextClose $126.01 = 発表当日 2026/7/28、−12.1%)は Koyfin OHLCV と stockanalysis.com の日次履歴で二重照合済みの確定 RTH 終値。暫定値ではない。なお同日は AI・光通信関連が総じて売られた地合い(AMKR −24.7%、WDC −6.9%)で、GLW の下落幅にはセクター全体の調整も含まれる。

注: Q2 2026 では 2026/5 の投資家説明会で上方修正した Springboard 計画の進捗も再確認された(年換算売上ランレートを 2026年末$20B → 2028年末$30B → 2030年末$40B、Q4 2026〜Q4 2030 の売上CAGR 19%、Solar は将来$3B超の売上規模へ)。Corning は総売上の通年ガイダンスを出さないため、テーブルの guidance 列は次Qガイドのみを対象としている。

注: Corning は暦年会計(12月決算)。四半期ラベルは暦年表記(Q1 2025 = 2025年1〜3月期)。決算は毎回米国市場の寄り前に発表されるため、reportClose = 発表前営業日の終値、nextClose = 発表当日(反応日)の終値とした。

注: revenue は Corning の非GAAP『core sales(コア売上)』、eps は『core EPS(コアEPS・希薄化後)』を採用(会社のヘッドライン指標)。GAAP純売上は core sales より小さい(例: Q1 2025 GAAP $3.45B vs core $3.70B、Q3 2025 GAAP $4.10B vs core $4.27B)。コンセンサスも core 同士で比較している。

注: 各四半期の『発表当時のアナリスト・コンセンサス』(実績の事前予想+次Qガイドの対コンセンサス)は、決算当日に投稿する株式系アカウント(@TheValueist の Bloomberg Consensus 転載、@CHItrader / @CorleoneDon77 / @MarketMaestro1 / @BankTheTrade / @epictrades1 / @wallstengine 等)の投稿を X(Grok)サーチで複数収集し、中央値を採用した(point-in-time の値。Koyfin の現在予想ではない)。

注: 実績・会社ガイダンスは Corning 公式IR / SEC EDGAR 8-K の一次情報。株価終値は stockanalysis.com 日次履歴を主に、各四半期の反応方向・概算幅を独立ニュースで照合。

注: 次Qガイダンスは会社提示の core sales / core EPS midpoint と、発表当時の次Qコンセンサス(上記 X-search 中央値)の対比。ビート率 =(会社ガイド − コンセンサス)÷ コンセンサス × 100。Q1 2026 は次Q(Q2 2026)ガイドが売上・EPSとも約1%下回り(会社 $4.60B/$0.75 vs 市場 $4.65B/$0.76)、これが『ビート&株安』の主因。

注: Q4 2025 の次Q(Q1 2026)ガイドは、StockStory/Yahoo Finance/Finviz の決算当日記事で、売上ガイド $4.25B がアナリスト予想 $4.27B を約0.5%下回り、EPSガイド $0.68 は予想と概ね同水準と報じられたため、consensus = $4.27B / $0.68 とした。

注: Q4 2025 の株価反応 −5.0% は、前営業日(2026/1/27)に Meta との最大$6B供給契約発表で急騰($110前後)した反動を含む。決算自体はビート&Springboard上方修正だったが、高バリュエーションが嫌気された。

注: 株式分割は直近に無し(最後は2000年の3:1)。Corning は2030年まで延長した『Springboard』計画で年率$40B超の売上ランレート・約19%CAGR、$10BのPhotonics新規市場を掲げる。

ハイライト決算: Q2 2026

Q2 2026(2026/7/28 寄り前発表)は、直前Q(Q1 2026)が示した方針への答え合わせが『会社は勝ち、株は負けた』形で出た四半期。Q1 2026 で会社が置いた次Qガイド(コア売上$4.60B / コアEPS$0.75)に対し、実際には売上$4.74B・EPS$0.78 と自社ガイドを大きく上回って着地し、当時コンセンサス($4.63B / $0.76)も上回る6期連続ビート。中身も Optical Communications $2.07B(+32% YoY)、うち Enterprise Networks +65%、Gen AI 製品はそれを上回る伸びで、AI光接続の需要そのものは減速していない。四半期中に Amazon との複数年・数十億ドル規模の光ファイバー/ケーブル供給契約、NVIDIA との長期提携(米国内の光コネクティビティ生産能力を10倍、ファイバー生産能力を50%超拡張)も獲得し、コア粗利率39.6%(+120bp)・コア営業利益率20.9%(+190bp)と収益性も改善した。それでも株価は$143.36→$126.01(−12.1%)と過去最大級の下落となった。理由は実績ではなく次Qガイド。会社が示した Q3 2026 のコア売上ガイド midpoint $4.95B(レンジ$4.9〜5.0B)が、当時コンセンサス$5.00B をわずか約1%下回っただけで売られた(EPSガイド midpoint $0.87 はコンセンサス$0.86 をむしろ上回っている)。これはQ1 2026(次Qガイドが売上・EPSとも約1%下振れ→−8.9%)と同じ型の反復で、Q4 2025 −5.0%、Q1 2026 −8.9%、Q2 2026 −12.1% と『ビートしても次Qガイドが1%届かないと売られ、しかも下落幅が回を追って拡大する』段階に入ったことを示す。EPSのビート幅が+1〜6%と小さいまま株価だけが先行して上がった結果、期待の水準が実績の伸び(+17%成長)より速く上がってしまった構図。評価軸としては、Springboard計画(年換算売上ランレートを2026年末$20B→2028年末$30B→2030年末$40B、Q4 2026〜Q4 2030 の売上CAGR 19%)の実行が期待に追いつくかを見る局面であり、AI光接続の需要は本物でも株価は『ガイドの上振れ余地』でしか動かない。なお下落当日はAI・光通信関連が総じて売られた地合いで、セクター調整も重なっている。参考までに評価軸が点火したのはQ2 2025(2025/7/29発表)で、コア売上$4.05B・Enterprise +81% YoY・次Qガイドも売上+4.2%/EPS+4.8%でコンセンサス超えとなり、当日+11.9%急騰していた。

出典