2026-08-19 の決算ビート: ADI・TGT・BILL がガイダンスでコンセンサスを上回る

開発financial-data

サマリ

対象窓は 2026-08-19 〜 2026-08-20。発表日が窓内であることを確認できた銘柄のうち、抽出基準(ガイダンスまたは実績が対コンセンサス +5% 以上)を満たしたのは6件で、いずれも 2026-08-19 の発表だった。

ビート&レイズ(ガイダンスがコンセンサスを +5% 以上超え): 3件

  • ADI(アナログ・デバイセズ): 4Q FY2026 の売上ガイダンスが +5.2%、EPS ガイダンスが +8.9%。実績も売上・EPS ともコンセンサス超え
  • TGT(ターゲット): 通年の調整後 EPS ガイダンスが +19.6%。ただしこの数字は $1.65/株の一時的な関税還付を織り込んでいる
  • BILL(BILL ホールディングス): EPS が実績 +18.5%、次Q +28.7%、通年 +8.8%。一方で売上ガイダンスは次Q −1.3%、通年 −0.9% とコンセンサスを下回る

実績は大幅ビートだがガイダンスは横ばい / 未開示: 3件

  • EL(エスティ ローダー): 実績 EPS が +18〜22%。ただし FY2027 通年ガイダンスは +0.8% で、レンジがコンセンサスを挟む形の実質横ばい
  • BULL(ウィーブル): 調整後 EPS が +380%、売上が +10.0% で過去最高。ガイダンスの開示情報はなし
  • NDSN(ノードソン): 実績が売上 +4.9%・調整後 EPS +5.0%。通年ガイダンスは +2.4%/+2.7% と小幅な上振れにとどまる

ADI — アナログ・デバイセズ

ADI(Analog Devices)は米国のアナログ半導体大手である。データコンバータや電源管理 IC といった信号処理まわりの製品を主力とし、産業・自動車・通信・コンシューマの各エンドマーケットの需要動向が決算のドライバーになる。決算発表は 2026-08-19 の寄り前。

アナログ・デバイセズの売上とEPSについて、3Q FY2026実績と4Qガイダンスをコンセンサスと比較した棒グラフ。売上実績プラス1.5から2パーセント、4Q売上ガイダンスプラス5.2パーセント、EPS実績プラス2から3パーセント、4QのEPSガイダンスプラス8.9パーセント
図1: 実績は小幅な上振れだが、次四半期ガイダンスの上げ幅のほうが大きい
  • 発表日: 2026-08-19(寄り前)/対象四半期: 3Q FY2026
  • 実績: 調整後 EPS $3.45(コンセンサス 約$3.34〜3.37、+2〜3%)、売上 $4.02B(コンセンサス 約$3.93〜3.96B、+1.5〜2%)
  • 売上は四半期として初の $4B 台に乗り、前年同期比 +40%
  • 4Q FY2026 ガイダンスのレンジ: 売上 $4.2〜4.4B(中央値 $4.3B)、調整後 EPS $3.71〜4.01(中央値 $3.86)
  • 次四半期のコンセンサスは Koyfin の当日取得値(売上 $4,089.3M、EPS $3.546)
  • 粗利率 約74%、営業利益率 約52%
  • 通年ガイダンスは開示なし(n/a)
  • 株価反応: 明確な数値の言及がなく n/a
  • ✓ 次四半期ガイダンスがコンセンサスを売上 +5.2%・EPS +8.9% 上回る

出典: 実績とガイダンスの値は X 投稿(x-search / Grok 要約)、コンセンサスは Koyfin の 2026-08-19 時点スナップショット

Source: @AryaFintech(次Qガイダンスの詳報) / @earnings_guy(発表の確認)

TGT — ターゲット

TGT(Target)は米国の大手ディスカウント小売である。食品・日用品からアパレル・家庭用品までを扱う総合ストアを全米で展開しており、既存店売上、客数、デジタル売上、粗利率が決算の主なドライバーになる。決算発表は 2026-08-19 の寄り前。

ターゲットの売上、通年売上成長率、調整後EPSについて実績と通年ガイダンスをコンセンサスと比較した棒グラフ。売上実績プラス0.8から1.5パーセント、通年売上成長率プラス0.9ポイント、EPS実績約プラス6パーセント、通年EPSガイダンスプラス19.6パーセント
図2: 通年EPSガイダンスの大幅な上振れは、一時的な関税還付を織り込んだ数字である
  • 発表日: 2026-08-19(寄り前)/対象四半期: Q2
  • ヘッドラインの Non-GAAP EPS $4.11 には、$1.65/株の一時的な関税還付が含まれる。上のチャートは還付を除いたベース(約$2.46、コンセンサス 約$2.31〜2.33、約 +6%)で比較している
  • 実績売上: $26.54B(コンセンサス 約$26.13〜26.32B、+0.8〜1.5%)。前年同期比 +5.3%
  • 既存店売上 +3.8%、客数 +3.6%、デジタル +8.7%、粗利率 33.7%
  • 通年ガイダンスのレンジ: 調整後 EPS $9.90〜$10.90(中央値 $10.40)。Koyfin の FY2027 コンセンサス $8.694 に対して +19.6%。ただしこの EPS ガイダンスは関税還付を織り込んだ数字である
  • 通年の売上成長率ガイダンスは 約5% で、コンセンサス 4.08% を +0.9pp 上回る
  • 次四半期のガイダンスは開示なし(n/a)
  • 株価反応: 寄り前で約 -2.5%
  • ✓ 通年ガイダンスがコンセンサスを EPS +19.6%・売上成長率 +0.9pp 上回る
  • ✗ ビート&レイズにもかかわらず株価は下落した。一時要因が精査された形

出典: 実績とガイダンスの値は X 投稿(x-search / Grok 要約)、コンセンサスは Koyfin の 2026-08-19 時点スナップショット

Source: @StockMKTNewz(実績と通年ガイダンス) / @AryaFintech(既存店と引き上げ幅) / @earnings_guy(発表の確認)

BILL — BILL ホールディングス

BILL(BILL Holdings)は米国の中小企業向けクラウド財務ソフトの会社である。請求書処理・支払い・経費精算を自動化する SaaS を提供しており、サブスクリプション収入に加えて、プラットフォームを通過する決済額に連動する取引手数料が収益の柱になる。決算発表は 2026-08-19 の引け後。

ビル・ホールディングスの売上とEPSについて、実績・次四半期ガイダンス・通年ガイダンスをコンセンサスと比較した棒グラフ。売上は実績プラス1.3パーセントだが次四半期ガイダンスがマイナス1.3パーセント、通年ガイダンスがマイナス0.9パーセント。EPSは実績プラス18.5パーセント、次四半期プラス28.7パーセント、通年プラス8.8パーセント
図3: EPSは3つのラインすべてでコンセンサスを上回る一方、売上ガイダンスは次Q・通年ともコンセンサス割れになっている
  • 発表日: 2026-08-19(引け後)/対象四半期: Q4 FY2026
  • 実績: Non-GAAP EPS $0.84(コンセンサス $0.709、+18.5%)、売上 $436.2M(コンセンサス $430.5M、+1.3%)
  • 売上は前年同期比 +14%、コア売上 +16%、決済額は $98B で +14%。粗利率 約81.7%
  • 1Q FY2027 ガイダンスのレンジ: EPS $0.96〜$1.00(中央値 $0.98、+28.7%)、売上 $432.5〜$442.5M(中央値 $437.5M、コンセンサス $443.3M に対して −1.3%)
  • FY2027 通年ガイダンスのレンジ: 調整後 EPS $3.56〜$3.79(中央値 $3.675、+8.8%)、売上 $1.807〜$1.857B(中央値 $1.832B、コンセンサス $1,849.3M に対して −0.9%)
  • リストラ費用の計上あり
  • 株価反応: 一時上昇したあと、時間外で -3〜-4% まで反落
  • ✓ EPS が実績・次Q・通年のすべてでコンセンサス超え(+18.5% / +28.7% / +8.8%)
  • ✗ 売上ガイダンスは次Q −1.3%・通年 −0.9% とコンセンサス割れ。この減速が嫌気された

出典: 実績とガイダンスの値は X 投稿(x-search / Grok 要約)、コンセンサスは Koyfin の 2026-08-19 時点スナップショット

Source: @schaeffers(実績と次Qガイダンス) / @wallstengine(売上ガイダンスのレンジ) / @sec_filings_bot(時間外の反応)

EL — エスティ ローダー

EL(Estée Lauder)は米国の化粧品大手である。エスティ ローダー、クリニーク、MAC などのブランドを抱えるスキンケア・メイクアップの世界的メーカーで、アジア市場とトラベルリテール(免税店)の動向が業績を大きく左右する。決算発表は 2026-08-19 の寄り前。

エスティローダーのEPSについて、Q4 FY2026実績とFY2027通年ガイダンスをコンセンサスと比較した棒グラフ。実績はプラス18から22パーセント、通年ガイダンスはプラス0.8パーセントでコンセンサス並み
図4: 実績EPSは大きく上回ったが、通年ガイダンスはコンセンサスとほぼ同水準にとどまる
  • 発表日: 2026-08-19(寄り前)/対象四半期: Q4 FY2026
  • 実績: EPS $0.39(コンセンサス 約$0.32〜0.33、+18〜22%)
  • 実績売上: $3.63B(オーガニック +5%)。コンセンサス並み(±0〜2%)で、突き合わせに使える具体値が取れなかったためチャートのバーにはしていない
  • FY2027 通年ガイダンスのレンジ: 調整後 EPS $3.10〜$3.35(中央値 $3.225)。Koyfin の FY2027 コンセンサス $3.199 に対して +0.8% で、レンジがコンセンサスを挟む形になっている
  • 通年のオーガニック売上成長ガイダンスは +3〜5%。対応するコンセンサスが取れず比較なし
  • 次四半期のガイダンスは開示情報なし(n/a)
  • 株価反応: 一時 +12〜14%
  • ✓ 実績 EPS が +18〜22%
  • ✗ 通年ガイダンスは +0.8% で実質コンセンサス並み。したがってビート&レイズには分類していない

出典: 実績とガイダンスの値は X 投稿(x-search / Grok 要約)、コンセンサスは Koyfin の 2026-08-19 時点スナップショット

Source: @fabitrades(実績) / @wallstengine(FY2027ガイダンス) / @InvestorIntelx(株価の反応)

BULL — ウィーブル

BULL(Webull)は米国の個人投資家向けオンライン証券である。株式・オプション・暗号資産を扱う取引アプリを提供しており、預り資産と口座の伸び、それに伴う取引関連収益が決算のドライバーになる。決算発表は 2026-08-19 の引け後。

ウィーブルの売上と調整後EPSについてQ2 2026実績をコンセンサスと比較した棒グラフ。売上プラス10.0パーセント、調整後EPSプラス380パーセント
図5: 売上・EPSとも実績でコンセンサスを大きく上回ったが、ガイダンスの開示はない
  • 発表日: 2026-08-19(引け後)/対象四半期: Q2 2026
  • 実績: 調整後 EPS $0.12(コンセンサス $0.025、+380%)、売上 $198.83M(コンセンサス $180.73M、+10.0%)
  • 売上は過去最高で前年同期比 +51%。調整後純利益は $43.2M
  • 預り資産は $28.5B で前年比 +79%
  • 次四半期・通年ともガイダンスの開示情報なし(n/a)
  • 株価反応: 時間外で +14% 超(約 $9.90)
  • ✓ 実績が売上 +10.0%・調整後 EPS +380%
  • ✗ ガイダンスが無いため、ビート&レイズの判定はできない

出典: 実績の値は X 投稿(x-search / Grok 要約)、コンセンサスは Koyfin の 2026-08-19 時点スナップショット

Source: @fabitrades(実績) / @MaisaCorp(預り資産と調整後純利益) / @maxwilliamson__(時間外の反応)

NDSN — ノードソン

NDSN(Nordson)は米国の精密塗布・接着装置メーカーである。接着剤やシーラントを正確に吐出する装置を主力とし、半導体・電子部品向けの製造試験装置を含む Advanced Technology セグメントの動向が決算のドライバーになる。決算発表は 2026-08-19 の引け後。

ノードソンの売上と調整後EPSについて、Q3 FY2026実績とFY2026通年ガイダンスをコンセンサスと比較した棒グラフ。売上は実績プラス4.9パーセント、通年ガイダンスプラス2.4パーセント。調整後EPSは実績プラス5.0パーセント、通年ガイダンスプラス2.7パーセント
図6: 実績は売上・EPSとも5%前後の上振れ、通年ガイダンスの上げ幅はそれより小さい
  • 発表日: 2026-08-19(引け後)/対象四半期: Q3 FY2026
  • 実績: 調整後 EPS $3.25(コンセンサス $3.094、+5.0%、前年同期比 +19%)、売上 $818M(コンセンサス $779.4M、+4.9%、前年同期比 +10%・オーガニック +12%)
  • 売上・調整後 EPS・EBITDA はいずれも過去最高。GAAP EPS は $2.73
  • EBITDA $262M(利益率 32% で過去最高)、粗利率 約55.5%、受注残は前年比 +35%
  • Advanced Technology セグメントは +28%
  • FY2026 通年ガイダンスのレンジ: 売上 $3.035〜$3.075B(中央値 $3.055B、コンセンサス $2,982.7M に対して +2.4%)、調整後 EPS $11.80〜$12.00(中央値 $11.90、コンセンサス $11.589 に対して +2.7%)
  • 株価反応: 時間外で +8.4%(約 $336)
  • ✓ 調整後 EPS が +5.0% で抽出基準(対コンセンサス +5% 以上)を満たす。売上の +4.9% は基準にわずかに届かない
  • ✗ 通年ガイダンスは +2.4%/+2.7% と +5% に届かず、ビート&レイズには分類していない

出典: 実績とガイダンスの値は X 投稿(x-search / Grok 要約)、コンセンサスは Koyfin の 2026-08-19 時点スナップショット

Source: @sec_filings_bot(実績) / @robot2trade1(通年ガイダンスと時間外の反応)

除外した銘柄

抽出基準(対コンセンサス +5% 以上)に届かなかった、数値の確度が取れなかった、または対象外としたもの。

銘柄理由
YMM(フル・トラック・アライアンス)X 上の数値が人民元建てとドル建てで混在しており、サプライズ率の確度が取れないため除外
TJXEPS ビートが +1〜2% で閾値(+5%)未満。通年 EPS と既存店のガイダンスは引き上げ
LOWEPS は小幅ビートだが売上はミス。ガイダンスは引き下げ
COTY売上はビートだが EPS はミス
NVDA / MU / SNDKcheck-earnings で別ルートから取り込み済みのため対象外

注意

  • 銘柄の抽出と実績・ガイダンスの数値は x-search(Grok)による X 投稿の要約に基づく。引用元のポスト間でもコンセンサス値が割れることがあるため、実績のコンセンサスは幅(例: 約$3.34〜3.37)のまま記載している
  • 対コンセンサスの surprise% は、Koyfin のアナリストコンセンサス(EPS は Non-GAAP、売上は $M)に会社ガイダンスの中央値を突き合わせて算出した。ガイダンスのレンジそのものは各銘柄の箇条書きに残してある
  • 検索窓: 2026-08-19 〜 2026-08-20。発表日が窓外の銘柄は、現在も話題になっていても除外している
  • x-search は Grok の要約のため、確定値は各社 IR の決算リリース本文で確認すること
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