財務諸表クイズ
2つのチャートを比較して、どちらの企業が良いか考えてみよう!
第一章: 損益計算書(PL)
は、特定の期間内に企業がどれだけのお金を稼いだかを教えてくれる。
売上高の成長
過去10年間の売上高の推移を比較してください。どちらの企業が良いでしょうか?
A
CAGR 20%で成長
B
横ばい(不安定)
EPS(1株当たり利益)の成長
EPSの10年間の推移を見てください。投資家にとってどちらが魅力的でしょうか?
A
不安定(乱高下)
B
安定成長(毎年10%)
売上高総利益率(粗利益率)
粗利益率を比較してください。製品の競争力を示す重要な指標です。
A
粗利益率 約60%
B
粗利益率 約30%
販売費及び一般管理費(SG&A)の安定性
売上総利益に対するSG&A(販売費及び一般管理費)の比率を比較してください。どちらが経営が安定しているでしょうか?
A
SG&A比率 約30%で一定
B
SG&A比率 30%〜83%で変動
純利益の一貫性
10年間の純利益の推移を比較してください。長期的な収益力を判断するうえで、どちらが信頼できる企業でしょうか?
A
一貫して右肩上がり
B
変動が激しい(単年で急増あり)
純利益率(ネットマージン)
10年間の純利益率(売上高に対する純利益の割合)を比較してください。どちらの企業が競争優位性を持っているでしょうか?
A
純利益率 20%以上で一貫
B
純利益率 10%以下で推移
第二章: 貸借対照表(BS)
は、企業の預金額と借金額を教えてくれる。
貸借対照表の構造
2つの企業の貸借対照表を比較してください。財務の健全性を判断するうえで、どちらが優良企業でしょうか?
A 正解
現預金・有価証券が豊富、借入金が少ない
B
現預金が少なく、借入金が多い
ROE(自己資本利益率)
ROEは株主のお金をどれだけ効率よく使っているかを示します。
A
ROE 20%
B
ROE 5%
負債比率
負債比率(D/Eレシオ)を比較してください。財務の健全性を示します。
A
負債比率 30%
B
負債比率 150%
流動比率
流動比率は短期的な支払い能力を示します。100%を下回ると危険信号です。
A
流動比率 200%
B
流動比率 80%
第三章: キャッシュフロー計算書・その他
は、企業がビジネスを行う上での現金の出入りを追跡する。
営業キャッシュフロー
営業キャッシュフローの5年間の推移です。実際にお金を稼いでいるかを確認しましょう。
A
毎年プラスで成長
B
プラスマイナス交互
配当の継続性
配当金の10年間の推移です。株主還元の姿勢を見てみましょう。
A
連続増配
B
減配・無配