NVDA関連3記事を1日で書いた - Vera CPU、CFOインタビュー、BofA目標株価
NVIDIAの決算カンファレンスコール後の余熱が抜けないまま、朝・昼・夕方と3本のNVDA関連記事を続けて公開した。10:26にKISのVera CPUレポート、12:10にColette CFOインタビュー、15:27にBofAのターゲットプライス引き上げ。それぞれ別の角度からNVIDIAの今を切り取った3部作になった。
書き終わった順に振り返る。
1本目: Vera CPU & SoCAMM2 - KISレポートの日本語化 (10:26)
朝、Korea Investment Securities(KIS)のNVIDIAコメントが届いた。「NVIDIAは Vera CPU単独で FY2027 に $20B の市場規模を見込む」というカンファレンスコール起点の数字で、SoCAMM2搭載のリファレンスデザイン画像も貼られていた。
数字を読み下すだけで終わらせず、$20B がどう積み上がるかをSVG図に分解して見せたかった。
svg-diagram スキルに作らせた計算式分解
Claude Codeに svg-diagram スキルをロードさせて、KISの計算ロジック(出荷台数×ASP×アタッチ率)を720幅の縦長SVGに分解した。色はグレー濃淡8段階、強調はマゼンタの単一指定。Vera CPUのSoCAMMモジュールアイコン(基板+DRAMチップ+金属端子)を描き込ませて、計算式の各因数とアイコンが視線で繋がる構図にした。
ファイル名は vera-socamm-calc-breakdown.svg。1本目の本文中央に貼ると、KISが何を計算した結果として $20B を出したかが一目で読める。
Micron SoCAMM2 画像のパス問題
ユーザー(自分)が貼った Micron のSoCAMM2画像を public/ 直下にコピーしたら、本文中の画像参照は通っているのに記事内で表示されない問題が起きた。
最初は「publicにあるしパスも合っているはず」と思ったが、よく見ると既存の他の記事は コンテンツディレクトリと同じ階層に画像を置いて ./xxx.png で相対参照 する形式が主流だった。public側のURLパス参照だと、記事と画像の対応が見えにくくなる。方針を切り替えて、apps/web/content/2026-05/2026-05-21/micron-socamm2-lpddr5x.png に画像を移し、本文の参照も ./micron-socamm2-lpddr5x.png に書き換えた。
これで記事を読む人が「この画像どこにあるんだろう」と思ったときに、隣のファイルを開けばすぐ見つかる。
honda-sakubun の連体形テン修正
最後に honda-sakubun スキルをロードして本文を流し込ませた。指摘は7か所。すべて 連体形(終止形と同じ語尾)の直後にテンを打って、文が終わったように誤読される パターンだった。
例えば「FY2027 に立ち上がる、TAMを支える」のような書き方は、最初の「立ち上がる」で文が一度切れたように見える。テンを取り除いて「FY2027 に立ち上がるTAMを支える」と直すと、修飾関係が一意に決まる。
完成記事: /socamm-vera-cpu-demand
2本目: CFOインタビュー & Apple自社株買い比較 (12:10)
昼前、taekim.substack に上がっていた Colette Kress CFOのインタビュー記事を見つけて、これを日本語化してほしいと頼んだ。ただの翻訳では物足りないので、もう一つ要望を乗せた。
「NVIDIAはフリーキャッシュフローの50%を株主還元すると言ってる。Apple もずっと自社株買いを続けて株価を維持してる。じゃあ、NVIDIAがFCFの50%を還元したとして、Apple と比べてどれくらいの規模になるのか。そして株価へのインパクトはどれくらいなのか、数字で並べて見せてほしい」
数字を集めさせて記事化
Apple FY2025 の自社株買い実額は 90.7B。NVIDIA がFCFの50%を還元するなら年 77B 規模になる試算で、実額ではほぼ並ぶ。ところが時価総額がNVIDIAの方が大きい分、Buyback Yield(自社株買い額÷時価総額)で見ると Apple 2.28% vs NVIDIA 1.42% で Apple が優位に立つ。
Apple の過去データから逆算すると、自社株買い単独の株価寄与は3年で4〜7%程度。主役は依然として利益成長で、自社株買いは副作用としての株価押し上げに過ぎない。
今回 NVIDIA が同時に発表した「配当25倍化」と「$80B の自社株買い枠承認」は、Buyback Yield を Apple 水準に近づけていく Apple化への布石 という結論で締めた。
完成記事: /nvidia-cfo-interview-buyback-vs-apple(未公開)
3本目: BofA NVDA $350レポート (15:27)
午後、BofA Vivek Arya の NVDA レポート画像(EPS estimates、ターゲットプライス $350、PER 26x)を貼って「翻訳して公開記事化、テーブルデータも貴重なのでメモとして残してほしい」と頼んだ。
結論セクションを冒頭にロールフォワード
ただ翻訳して並べるだけだと結論が見えにくいので、BofAのPER 26x を1年ロールフォワードした Jan-FY29 の暗黙ターゲット を試算して冒頭の結論セクションに挿入した。$350 という現時点のターゲットが、来年ロールフォワードされたときにどこまで伸びる余地があるかが冒頭で見える構成。
memo から公開コンテンツへの移動
最初は「メモとして残してほしい」と頼んだので Claude Code は memo/ 配下に置こうとした。ただ書き上がったのを見て「これは公開していい内容だな」と判断が変わったので、「公開コンテンツでいい」と指示し直して apps/web/content/2026-05/2026-05-21/ に移してもらった。
memo 配下のファイルは削除して、frontmatter を付け直して再配置。path は /nvda-bofa-pt-raise-may2026 に統一した。
BofA Micron レポートはX上に出回っていなかった
「同じ BofA Vivek Arya が Micron の目標株価レポートも出しているはずだけど、X で原文を探せないか」と聞いた。x-search スキルで探させたら、要点だけはすぐ拾えた。
- BofA Vivek Arya は2026年5月13日前後に Micron(MU)の目標株価を
500 →950 にほぼ倍増、Buyを継続 - AI/HBM需要の構造化、供給逼迫(顧客は注文の 50-67%しか受け取れていない)
- スーパーサイクルが2027-2028年まで延長する可能性
ただ「フルPDFの画像が貼ってある投稿はないか」と粘って再検索させたが、結局見つからなかった。Claude Code の説明では sell-side リサーチノートは契約クライアント限定で、PDF全体の共有は抑制されている とのこと。NVDAレポート(自分が今回入手した方)は例外的に流出したケースで、Micronの方はサマリー画像までしか出回っていない。
価格目標の根拠を切り出した要約画像は1つ見つかったので、それで一旦着地した。
完成記事: /nvda-bofa-pt-raise-may2026(未公開)
1日の振り返り
3本書き終わって時計を見たら16時を回っていた。1本ずつのトリガーは別々(朝のKIS、昼のtaekim Substack、午後の BofA レポート画像)だったが、結果として 「NVIDIAの今を3つの角度から切り取る3部作」 ができた。
| 記事 | 角度 | データソース |
|---|---|---|
| Vera CPU & SoCAMM2 | プロダクト・市場規模 | KIS sell-side レポート |
| CFOインタビュー & Apple比較 | 株主還元戦略 | taekim Substack + Apple/NVIDIA 公表数字 |
| BofA $350 レポート | sell-side EPS estimate | BofA リサーチノート画像 |
今日の試行錯誤メモ
- 画像配置の方針変更:
public/直下に置く → コンテンツディレクトリと同階層に置いて相対参照に切り替え。記事と画像の対応がファイル一覧で見えるようになった - honda-sakubun の連体形テン修正: 7か所の「連体形直後のテン」を取り除いて、修飾関係を一意化
- memo→公開コンテンツの移動: 「メモで残して」と頼んだ後に「公開コンテンツでいい」に方針変更。memo を消して frontmatter を付け直して
content/側へ - X上にPDFが出回っていなかった事実: sell-side リサーチノートは契約クライアント限定で、Micron のフルPDFは X 上には流れていない。要約画像までが限界
明日以降にやること
- 3記事をそれぞれ単独でSNSに流すときの導入文を作る
- BofA NVDA
350 と Vera CPU20B の数字をブログのチャート的に1枚に重ねたサマリ図を作る - taekim Substack の他のCFOインタビュー記事もスキャンして、続報があれば追加翻訳する