SECURITY ALERTPATTERN: FAKE-POLICE / TYPE: 偽警察官
N=4 / 2025.11.12–2026.04.20
SBI証券をかたる偽警察官+送金詐欺

警察官・金融庁を名乗る電話 → Zoom/画面共有で取り調べを装う → 株式売却・出金・海外送金

警察官や金融庁担当者を装い、「あなたが詐欺の容疑者」「マネーロンダリングの疑い」などと脅迫。Zoom やアプリの画面共有で「取り調べ」を行ったように見せかけ、SBI証券口座の株式売却・出金・指定口座への送金(または仮想通貨購入)を強要する手口。被害額が極めて大きい。

心理フック
権威系
該当件数
4 件
カテゴリ
偽警察官
報告期間
2025.11.12 〜 2026.04.20

この口実が辿る攻撃フロー

01 / IMPERSONATION👮警察官・金融庁を名乗る電話愛知県警 / 警視庁 / 金融庁担当者CALL02 / THREAT「あなたが詐欺の容疑者」「マネーロンダリングの疑い」「あなた名義のクレジットカードが詐欺グループから発見された」「県警まで出頭してください」→ 出頭を拒否させ、出頭しない代わりの「Zoom 取り調べ」へ誘導ESCALATE03 / FAKE INTERROGATION📹 Zoom 取り調べ📱 LINE で 2 時間おき居場所確認💻 画面共有でリアル監視📊 通帳残高・保有株を全聴取恐怖心と監視で判断力を奪い、「身の潔白を証明するため」と称してSBI証券口座での株式売却・出金を強要する。EXFIL04 / FORCED TRANSFER指示される送金先(すべて回収困難):→ 海外口座への送金(資金は出国後すぐに引き出される)→ 仮想通貨の購入と指定アドレスへの送金(追跡困難)→ 「金融庁が保証する」と称する架空の指定口座への振込⚠ KEY DEFENSE FACTS・ 警察は Zoom や LINE で取り調べを行わない・ 警察は逮捕状なしに通帳残高や保有証券を聞き出さない・ 警察は「容疑をかけて」電話で資金移動を指示することはない・ 金融庁が個別口座への振込を「保証」することはない・ 画面共有を許可した瞬間、攻撃者は資産情報を入手する→ 「警察」を名乗る電話は一旦切り、自分で 110 / 公式番号にかけ直す→ 一人で判断せず、家族・知人に相談してから動く

月別の報告件数推移

SBI証券に 偽警察官+送金 として報告された月別件数。攻撃の集中・分散傾向が読み取れる。

  • 2026年4月1件
  • 2026年2月1件
  • 2026年1月1件
  • 2025年11月1件

該当事例の一覧(4件)

各事例の個別ページでは、当該日に SBI 証券が公開した告知文をそのまま確認できる。

このパターンに有効な防御策

01
警察が Zoom やアプリで取り調べることはない — 日本の警察は対面での取り調べが原則。Zoom・LINE・WhatsApp 経由の「取り調べ」「事情聴取」は100%詐欺。逮捕状なしに通帳残高や保有証券の内訳を聞き出すこともない。
02
スマホ・PC の画面共有は絶対にしない — 画面共有を許可した時点で、攻撃者はあなたの口座残高・銀行情報・取引履歴をリアルタイムで把握できる。「資産確認のため」と求められても応じない。
03
警察が LINE で居場所確認をすることはない — 「2時間おきに LINE で居場所連絡」「LINE で取り調べ継続」などの指示は詐欺の典型。警察官は私的な SNS で連絡を取らない。
04
電話の正当性を必ず折り返し確認 — 「警察」「金融庁」「SBI証券」を名乗る電話は一旦切り、公式サイトに掲載された代表番号に自分でかけ直して事実確認する。表示番号は偽装可能。
05
応じてしまった場合の即時対応 — 振り込んでしまった場合、振込先銀行に「振込組戻し依頼」+ 警察相談専用電話 #9110 + SBI証券コールセンターへ即時連絡。仮想通貨送金の場合は取引所に凍結依頼。
SOURCE: SBI証券「詐欺にご注意ください」 (n=4)CLASSIFICATION: PUBLIC ADVISORY